[17p-A201-1~15] 3.1 光学基礎・光学新領域（旧3.2「材料・機器光学」と統合）

[17p-A201-7] フォトニック構造を用いた中心力場中の光軌道の数値計算に関する研究

〇(B)大西 綾乃¹、河本 悠暉¹、橋詰 仁人¹、北川 均¹、北村 恭子¹ (1.京都工繊大)

キーワード：フォトニック結晶、重力、ケプラー軌道

歪フォトニック結晶(DPC)は、フォトニック結晶(PC)を構成する周期的な格子点に対して、緩やかな構造変化(格子歪)を与えた構造である。我々はこれまでに、平均屈折率が一定にも関わらず、DPC内を伝搬する光が湾曲・蛇行することを示してきた。今回は、動径方向に歪を与える中心対称な歪構造での光伝搬について計算を行った。結果、中心重力による光の(広義の)ケプラー軌道が得られたので報告する。