2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 テラヘルツ全般(旧3.9)

[17p-A202-1~16] 3.8 テラヘルツ全般(旧3.9)

2023年3月17日(金) 13:00 〜 17:45 A202 (6号館)

宮本 克彦(千葉大)、大野 誠吾(東北大)、林 伸一郎(情通機構)

17:00 〜 17:15

[17p-A202-14] 異方性を有する単結晶酸化チタンの屈折率の温度依存性研究

王 か1、木村 真一2、村上 博成1、斗内 政吉1 (1.大阪大学レーザー科学研究所、2.大阪大学大学院生命機能研究科)

キーワード:酸化チタン、温度依存性、屈折率

二酸化チタン(TiO2は光触媒・太陽電池に活躍だけでなく、例えば、反射率が高いため、ピグメントに使われたり、誘電率が高いため、誘電体共振器や低温同時焼成セラミックスの基板に使われたり、DRAM(Dynamic Random Access Memory)に使われたりする。TiO2に基づいたデバイスが極端な温度環境で動作特性を把握することと更なる応用開発するために、基礎的な物性研究が必要である。本研究では異方性と温度依存性を着目し、THz-TDSとフーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR)を用いて、TiO2の広帯域の屈折率を議論する。