1:30 PM - 2:00 PM
[17p-A302-2] First-principles approach on color centers in diamond
Keywords:diamond, excited state, relaxation
半導体中の欠陥に付随する準位が光励起後に輻射を伴わない過程で緩和する時間が短い場合には、その欠陥からの発光は期待できないと判定できる。しかし、その判定を広く普及された通常の第一原理計算の手法だけで行うのは難しく、電子のダイナミクスを扱う手法が必要となる。 本講演では、時間依存密度汎関数理論により電子と格子のダイナミクスを同時に扱う手法によるダイヤモンド欠陥における光励起後のダイナミクスの取り扱いについて紹介し、近年注目されているIV族-空孔中心の発光特性の説明を試みる。