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[17p-A303-5] InP系二重格子フォトニック結晶レーザーの高温単一モード動作
キーワード:フォトニック結晶レーザ、フォトニック結晶、InP系レーザ
フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は、活性層近傍に設けた2次元フォトニック結晶による2次元共振を利用した面発光型の半導体レーザーである。原理的に、大面積でコヒーレントなレーザー発振が得られるため、高出力・高ビーム品質なレーザーが作製可能である。我々は、この特徴を活かした通信およびセンシング用光源として、光通信波長帯(1.3~1.55 mm)のInP系PCSELを検討している。これまでに、二重格子PCの導入により室温CW駆動において、250 mWの高出力かつ単一モード動作を実証した。今回は、その温度特性を評価し、80℃においても単一モードかつ単峰な遠視野像が得られたので報告する。