[17p-A307-1~10] 量子コンピューティングデバイス技術の最前線

[17p-A307-4] 超伝導磁束量子ビット‐LC共振器深強結合系の時間領域測定

〇布施 智子¹、吉原 文樹^1,2、Ashhab Sahel¹、角柳 孝輔³、齊藤 志郎³、仙場 浩一^1,4 (1.情報通信研究機構、2.東京理科大、3.NTT物性基礎研、4.東大)

キーワード：量子ビット、超伝導

量子ビット‐共振器深強結合系では、結合強度が量子ビットおよび共振器の固有周波数と同程度、またはそれ以上となる[1]。この深強結合系では、光子数が有限の状態が基底状態となること、その基底状態がSchrödinger猫状態となることなど、興味深い現象が予言され、研究が進められてきた [2, 3]。しかしながらこれまで、そのダイナミクスついては報告されていない。今回我々は、超伝導磁束量子ビット‐LC共振器深強結合系の時間領域測定を行ったので報告する。