2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 量子コンピューティングデバイス技術の最前線

[17p-A307-1~10] 量子コンピューティングデバイス技術の最前線

2023年3月17日(金) 13:30 〜 17:00 A307 (6号館)

岩本 敏(東大)、河口 研一(富士通)

16:15 〜 16:30

[17p-A307-9] 超伝導磁束量子ビットを利用したInterconnectionにおける結合調整に関する検討

才田 大輔1,2、牧瀬 圭正1、日高 睦夫1 (1.産総研D-Tech、2.富士通量子研)

キーワード:量子コンピューター、量子アニーリング、超伝導磁束量子ビット

我々は,超伝導磁束量子ビットを用いて基本格子を作製し,格子間を接続用量子ビット(CQ)で結合させて回路を拡張する検討をしてきた.前回,CQによる結合のオン特性を利用して,因数分解回路の動作を報告した.今回,未使用の格子によるクロストークを防ぐべく,結合をオフ状態にする方法を検証した.この知見を元に,ゲート方式の量子ビット(Transmon)をCQでinterconnectする方法を新規に考案した.