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[17p-A501-9] 和周波発生を用いた超蛍光の観測
キーワード:超蛍光、非線形光学過程
超蛍光とは自然放出過程を介して結合した粒子集団からコヒーレントな光パルスが放出される量子多体現象である。近年、超蛍光によって誘起される非線形光学過程(以下、非線形超蛍光現象)が多数報告されている。多準位系を対象とした超蛍光現象の理論は未整備である事から、これを整備し新奇輻射現象を開拓する事が期待される。我々はRb原子の非線形超蛍光現象に関し、和周波発生分光法を適用する事で全ての輻射場を観測した。