2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 光計測技術・機器(旧3.8)

[17p-A502-1~16] 3.7 光計測技術・機器(旧3.8)

2023年3月17日(金) 13:00 〜 17:30 A502 (6号館)

染川 智弘(レーザー総研)、小山 勇也(千葉工大)

15:30 〜 15:45

[17p-A502-10] 波長/角度変換光コムを用いた角度SPRスペクトルのデュアル光コム分光

〇(M1)児玉 裕哉1、是澤 秀紀2、長谷 栄治3、時実 悠3、南川 丈夫3、荒木 勉4、安井 武史3 (1.徳島大院創生、2.徳島大院先端技術、3.徳島大pLED、4.阪大基礎工)

キーワード:表面プラズモン共鳴、光コム、デュアルコム分光

光周波数コム(OFC)が有する「超マルチ離散チャンネル光キャリア特性」に次元変換を導入すると、「次元変換OFC」の利用が可能になる。これまでに、回折格子を用いて光コムの波長/角度変換を行い、光コムを「角度の物差し(光分度器)」として利用し、表面プラズモン共鳴法(SPR)の角度スペクトル取得の可能性を報告した。今回は、角度変換OFCのデュアル光コム分光を用いて、角度SPRディップの複素振幅スペクトルの取得を試みる。