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[17p-A502-12] 広帯域(3~20μm)計測を目指した反射型パッシブ分光イメージング光学系の実証実験
キーワード:熱放射分光法、自由曲面ミラー、広帯域計測
近年,計測波長帯域3~20μmに対応可能な広帯域中赤外カメラの誕生によって,多様な成分計測できることを期待されている.しかし,波長帯域3~20μmにレンズの透過率を確保するためのARコーティングは原理的に困難である.そこで,可視領域から遠赤外領域まで均一で高い反射率を有する金蒸着の自由曲面ミラーを用いた反射型パッシブ分光イメージング光学系を新たに提案し,AluminaおよびPolypropyleneの発光ピークを検出した結果について述べる.