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[17p-D215-10] 高温超伝導誘導同期モータにおける最適巻線構成に関する検討
キーワード:高温超伝導誘導同期モータ、固定子巻線、極細線材
かご形巻線を有する高温超伝導誘導同期モータを対象にして、最適な巻線構成を検討した。解析的検討によって、電圧型インバータ駆動の超伝導モータ(発電機は除く)に関しては、三相電機子巻線に超伝導導体を用いると三相不平衡状態になって焼損リスクが高まる結果が得られた。即ち、当該巻線にはOhmの法則に従う導体を適用する必要があり、さらに表皮効果を補償する損失低減の観点から、極細線材の導体化が重要と考えられる。