1:30 PM - 3:30 PM
[17p-PA02-8] Tapping Position Dependence on Measurement of Frequency Response of Violin
Keywords:violin
ヴァイオリンの音響特性の実験では,弦が張られている状態では楽器の個体の周波数応答に弦の共鳴関係が重畳され楽器本体の周波数応答とは異なるにも関わらず,楽器個体の周波数応答と混同している場合も多く,タッピング位置と周波数応答の結果を比較した例も皆無である。今回は,ヴァイオリンの周波数応答を,弦の無い状態と弦を張った状態で,駒,指板,胴体の一部をタッピングして,タッピング位置依存性について測定した。