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[17p-PA09-59] FZ法で作製したNd添加Mg4Ta2O9単結晶のシンチレーション特性
キーワード:シンチレータ、単結晶、近赤外発光
Nd3+イオンは生体の第二光学窓に位置する1060 nmで発光することから、近赤外発光シンチレータの有望な発光中心である。本研究ではNd添加 Mg4Ta2O9単結晶を作製し、フォトルミネッセンス及びシンチレーション特性を評価した。近赤外領域のX線誘起シンチレーションスペクトルにおいて、900 nm、1060 nm、1340 nm付近にNd3+の4f-4f遷移による発光が観測された。