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[17p-PA09-66] BeOセラミックスのOSL特性を用いた陽子線の2次元線量分布測定の検討
キーワード:光刺激ルミネセンス線量計、陽子線治療、酸化ベリリウム
新たに10.4㎝角のBeOセラミックスを用いて、独自に開発したOSL分布測定器による陽子線の線量分布測定について検討した。HIMACを用いて、陽子線に対しての線量応答性と深部線量分布の測定を行った。線量応答特性は良好な直線性を示した。深部線量分布は約70μm間隔でOSL分布を取得できた。一方で、感度不均一性やバックグラウンドの減算などの最適化が十分ではなかった。