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[17p-PA09-67] Cr添加Al2O3セラミックス板とCdコンバータを用いた熱中性子束分布測定における大面積化の検討
キーワード:Cr添加Al2O3セラミックス板、熱中性子束、ホウ素中性子捕捉療法
BNCTの照射場は中性子線とγ線が混在しており、生物学的効果比に差があるため線量評価を行う際にはこれらを弁別して測定する必要がある。我々はCr添加Al2O3セラミックス板とCdコンバータを併用した新たな中性子束分布測定法について検討している。これらを用いた実験を行った結果、高空間分解能な熱中性子フルエンス分布を取得できるが、ペナンブラ領域では差が生じており、原因の解明と補正法の検討が必要であることがわかった。