2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.6 レーザープロセシング(旧3.7)

[18a-A405-1~9] 3.6 レーザープロセシング(旧3.7)

2023年3月18日(土) 09:00 〜 11:30 A405 (6号館)

中嶋 隆(京大)、小幡 孝太郎(理研)

09:45 〜 10:00

[18a-A405-4] 透明フッ素樹脂材料CYTOPへの3次元マイクロ流路チップの作製と高解像度細胞観察への応用

半澤 未来1,2、小幡 孝太郎1、河野 弘幸3、尾笹 一成1、花田 修賢4、宮脇 敦史3、宮地 悟代2、杉岡 幸次1 (1.理研 光量子、2.農工大、3.理研 CBS、4.弘前大)

キーワード:CYTOP、2光子光造形、フェムト秒レーザー

透明材料によるマイクロ流体デバイスは細胞観察に広く用いられているが、水を主成分とする培地と比べ屈折率が高く、屈折率差による像の歪みなどにより高解像度の観察が困難である。本公演では、前回報告した2光子光造形とモールドを組み合わせた、水と屈折率がほぼ等しい透明フッ素樹脂材料CYTOP(AGC株式会社)の新しい3次元加工技術により、CYTOPのマイクロ流路チップを作製し、高解像度細胞観察へ応用したので報告する。