[18a-A408-1~9] 8.3 プラズマナノテクノロジー

[18a-A408-2] 多相交流アークにおけるLi-Mn複合酸化物ナノ粒子の合成と金属蒸気の可視化

〇田中 学¹、玉江 藍花¹、渡辺 隆行¹、大熊 崇文²、永井 久雄³、丸山 大貴³ (1.九大工、2.パナソニックインダストリー、3.パナソニックホールディングス)

キーワード：熱プラズマ、リチウムイオン電池、高速度カメラ

多相交流アークを用いた層状岩塩型LiMnO₂およびスピネル型LiMn₂O₄ナノ粒子の合成に成功した．さらに，合成プロセスにおける熱プラズマ中の金属蒸気の可視化と温度計測を行った．交流アークの駆動周波数を60Hzから180Hzまで変調させることで，温度変動特性および空間均一性の制御を試みた．アーク変動よりも速い駆動周波数とすることで，温度場の空間均一性が向上し，層状が暗円型LiMnO2ナノ粒子割合の増加が見られた．