[18a-A410-1~9] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[18a-A410-1] 【注目講演】スピン波リザバーコンピューティング：実用的な計算性能向上の手法

〇中根 了昌¹、廣瀬 明¹、田中 剛平^1,2,3 (1.東大工学系、2.東大ニューロ機構、3.東大情報理工)

キーワード：物理リザバーコンピューティング、スピン波

本研究はスピン波リザバーコンピューティングにおいて、外部バイアスにより物理ダイナミクスを変化させ、各々から生成した出力信号を組み合わせて出力状態ベクトルを構築する手法を用いた。この有効性をNARMA-10予測タスクにおいて示した。多出力端子チップデバイスの実現が困難な場合でも、実用的な計算性能向上の手法として有望であるといえる。