2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[18a-B401-1~9] 15.4 III-V族窒化物結晶

2023年3月18日(土) 09:00 〜 11:30 B401 (2号館)

新田 州吾(名大)、上野 耕平(東大)

10:45 〜 11:00

[18a-B401-7] バルクGaNの低温最高移動度の更新:14300cm2/Vs

金木 奨太1、今野 泰一郎1、木村 健司1、鐘ヶ江 一孝2,3、須田 淳3,4、藤倉 序章1 (1.住友化学、2.京大院工、3.名大院工、4.名大未来研)

キーワード:窒化ガリウム、ハイドライド気相成長法、Hall移動度

近年、HVPE法から石英部材を排除し、Quartz-free HVPE (QF-HVPE)とすることでGaN中のSi, O不純物を大幅に低減できることが示され、室温の最高移動度を1470 cm2/Vsに更新した。一方で、低温移動度についてはQF-HVPEで成長したGaNに関する報告は無い。本発表では、QF-HVPE法により成長したGaNバルク結晶に対して、Hall効果測定による移動度の温度特性評価を行い、これまでの低温移動度の最高値を大幅に更新する14300 cm2/Vsを観測したので報告する。