2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[18a-D209-1~14] 1.5 計測技術・計測標準

2023年3月18日(土) 09:00 〜 12:30 D209 (11号館)

寺崎 正(産総研)

09:00 〜 09:15

[18a-D209-1] 接着長期安定化に向けたレーザー表面処理の評価

寺崎 正1、藤尾 侑輝1、坂田 義太朗1、北條 恵司2、島本 一正2、秋山 陽久2、八瀬 清志2、川崎 一則3、堀内 伸2 (1.産総研センシングSRC、2.産総研ナノ材、3.産総研バイオMRI)

キーワード:車体接着、機能界面設計、可視化評価技術

モビリティ軽量化には、適材適所で異種の軽量部材を使用するための異種接合接着技術が鍵となる。その「長期安定」実現のために、不安定箇所となる接着界面に着目し、界面での接着因子・水分劣化・界面強度の可視化評価予測技術を開発すると共に、長期安定接着因子の選択的製造をもたらすレーザー表面処理技術を開発している。本講演では、各種レーザー処理における表面状態、接着強度について、レーザー処理以外の表面処理法(化学エッチング、大気圧プラズマ、サンドブラスト等)をベンチマークとして議論する。また、界面強度について、試験中の動的ひずみ情報を発光で可視化できる応力発光の観点から、紹介する。