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[18a-D215-1] マテリアルキュレーション®支援システムの概要
キーワード:知識グラフ、科学原理、材料物性
著者らは,専門が細分化しがちな材料研究開発において,分野横断的に既に知られている知識を活用するツールとして,様々な物性間に(科学原理に立脚して)存在する関係性をデータベース化して探索ができるシステムの開発を行ってきた[1,2]。これは,材料科学関係の教科書(固体物理学や材料力学,高分子化学など)から,屈折率や電気伝導度・ガラス転移温度などの物性が,別の物性とどのように関係しているかについての記述をコンピュータを用いた自然言語処理により抽出して,関係性をネットワーク型データベースとして構築し,望みの関係性を探索できるシステムである。プロトタイプ開発を行い,いくつかのグループでトライアルを既に実施しており,今回,具体的な画面遷移などを含め紹介する。