2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18a-D411-1~11] 2.2 放射線物理一般・放射線応用・発生装置・新技術

2023年3月18日(土) 09:00 〜 12:00 D411 (11号館)

富田 英生(名大)、渡辺 賢一(九大)

09:00 〜 09:15

[18a-D411-1] 単一イオンビーム注入装置用二段加速レンズの設計
―第2加速レンズの設計―

石井 保行1、宮脇 信正1、百合 庸介1、小野田 忍1、鳴海 一雅1、齋藤 勇一1 (1.量研高崎)

キーワード:単一イオン注入装置、線形ポールトラップ型レーザー冷却装置、加速レンズ

量研では、単一の窒素イオンを数10keVまで加速し、ナノメートルの精度で、1個ずつ試料に注入する技術として、数10keV単一イオン注入(Single Ion Implantation: SII)装置を開発している。この装置では、単一イオンを既に研究成果が報告されている線形ポールトラップ型レーザー冷却(LPTC)装置[1]により発生する。本研究では、その単一イオンを数10keVまで加速し、数nm径に集束できるレンズを開発し、ナノメートル精度での照射を目指している。これまでサブミクロンビーム形成装置用に開発した100keV用二段加速レンズを基に、上記の条件に適した二段加速レンズの内の二段目のレンズを設計したので、その結果を報告する。