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△ [18a-D419-4] Ce添加LuAGエピタキシャル膜のシンチレーション特性および熱ルミネッセンス特性評価
キーワード:化学気相析出法、シンチレーター、エピタキシャル膜
シンチレータは、放射線を可視光の光子へと変換する材料群であり、医学診断や保安検査といった分野で利用される。LuAGは、大きなバンドギャップ (8.4 eV)、高い密度 (6.7 Mg m−3) および高い有効原子番号 (Zeff = 61.7) を有し、シンチレータのホスト材料として着目される。本研究では、レーザー加熱を援用した高速CVD法によりCe3+:LuAGエピタキシャル厚膜を合成し、シンチレーション特性を評価し、熱ルミネッセンス特性評価を通じて捕獲準位についても調査した。