2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 脳と非生体型自律分散システムにおける情報処理・創造の最前線

[18p-A302-1~7] 脳と非生体型自律分散システムにおける情報処理・創造の最前線

2023年3月18日(土) 13:00 〜 17:15 A302 (6号館)

矢嶋 赳彬(九大)、土屋 敬志(物材機構)

15:50 〜 16:40

[18p-A302-5] 次世代型AI の実現における群知能の必要性

栗原 聡1 (1.慶大理工)

キーワード:群知能

人と共生する次世代型AIを実現するには,現在の道具型から脱却し,高い自律性・汎用性を持つ必要がある.しかし,高い創造力や人を超える能力を持つには進化的機能を持つことが必要であり,それを可能するにはAIを「マルチスケールな多段創発を可能とする群知能型システム」として構築する必要がある.本講演では,現在のAIの立ち位置を整理するとともに,なぜ群知能型のアーキテクチャとする必要があるのかについて考察する.