2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18p-A401-1~13] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2023年3月18日(土) 13:00 〜 16:30 A401 (6号館)

岩﨑 悠真(物材機構)、室賀 駿(産総研)

15:15 〜 15:30

[18p-A401-9] fracDMD: 非整数階解析学を応用した動的モード分解手法

安崎 遼路1、佐野 圭1、筒井 拓郎1、数井 誠人1、松沢 貴仁1 (1.東京エレクトロン(株))

キーワード:動的モード分解、非整数階解析学、履歴効果

自然現象や産業装置のモデリングにおける有力な手法のひとつに、高次元の時系列データからダイナミクスを抽出する DMD (Dynamic Mode Decomposition) がある。Koopman 理論の文脈における理論的な研究や多くの有効な派生手法があるほか、DMD はその拡張性の高さから今後のさらなる発展が期待されている。本発表では、システムの時間発展を記述するモデルを非整数階微分方程式に拡張した DMD ベースの新手法 fractional DMD (fracDMD) を紹介する。
R. Anzaki, K. Sano, T. Tsutsui, M. Kazui and T. Matsuzawa, Jxiv preprint, https://doi.org/10.51094/jxiv.176 (2022)