[18p-E102-1~13] 12.7 医用工学・バイオチップ

△ [18p-E102-3] ゴム系ネガレジストを用いた高分解能型マルチイオンイメージセンサの製作と海馬スライスの細胞外イメージング

〇大塚 惇平¹、加藤 萌¹、土井 英生¹、Bijay Parajuli²、堀尾 智子¹、繁富 英治²、篠﨑 陽一²、崔 容俊¹、高橋 一浩¹、服部 敏明¹、野田 俊彦¹、小泉 修一²、澤田 和明¹ (1.豊橋技科大、2.山梨大)

キーワード：ゴム系レジスト、マルチイオンイメージセンサ、同時可視化

本研究では，細胞外イオンの高分解能イメージングに向け，ゴム系ネガレジストを母材としたK+感応膜を電位検出型アレイセンサ上にパターン形成した16 µmピッチの高分解能型マルチイオンイメージセンサを製作し，イオン検出特性を検討した。その結果，K+，pHに良好な出力感度で選択性を示した。また，マウスの脳組織を用いた薬剤刺激実験では，細胞外K+及びH+分布のイメージングに成功し，イオンの同時可視化を実証した。