The 125th Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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口頭発表

[VI-29-15_16] 遺伝・育種(VI-午後)

Fri. Mar 29, 2019 1:00 PM - 1:20 PM 第VI会場 (8号館8402講義室)

Chairman:Yosuke Sasaki

1:10 PM - 1:20 PM

[VI29-16] デュロック種と金華豚及びその交雑種の産肉・肉質能力の遺伝解析

Terada Kei1, Kajiwara Kazuhiro1, Yamamoto Tiaki1, Sibata Masatosi1, Isii Kazuo2 (1.Shizuoka Prefectural Research Institute of Animal, Swine & Poultry Research Center, 2.National Agriculture and Food Research Organization)

【目的】静岡県中小セではデュロック種(D)と金華豚(J)を飼養しており,両者を交配させ,良好な肉質をもつ合成豚「フジキンカ」を生産している.フジキンカの交配に用いるDおよびJを選抜するため,D,J及びそれらの交雑種の産肉・肉質能力の遺伝解析を行った.【方法】2000年から2017年にと殺した837頭(D:317頭,J:62頭,DとJを交配したF1:16頭,F1にDを1回戻し交配したBC1:166頭,2回戻し交配したBC2:199頭,BC2同士を交配したBC2F1:75頭)の枝重一日増体重(cDG),背部位背脂肪厚(BF),筋肉内脂肪含量(IMF),剪断力価(SV),クッキングロス(CL)を分析に供した.枝肉重量を一次の共変量,と殺年,と殺月,毛色遺伝子型,およびSV関連遺伝子型を母数効果,育種価,家系の効果を変量効果とした.REML法アニマルモデルで遺伝的パラメータを推定した.【結果】cDG,BF,IMF,SVおよびCLの遺伝率は0.65,0.45,0.37,0.23および0.26となり,優性効果の分散はIMFを除き,遺伝分散より大きい値が推定された.