The 125th Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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口頭発表

[XIII-29-18_19] 管理・環境,畜産経営,動物介在(XIII-午後)

Fri. Mar 29, 2019 1:40 PM - 2:00 PM 第XIII会場 (8号館8601講義室)

Chairman:Daisuke Kohari

1:40 PM - 1:50 PM

[XIII29-18] LWD肥育豚におけるハンディタイプ3Dスキャナを用いた外貌画像形質の発育様相

Tokunaga Tadaaki, Takemyou Hinaka, Chinen Tomoka, Hirata Masamichi, Ishida Takafumi (Univ. of Miyazaki)

【目的】演者らは,3D画像情報を用いた家畜外貌評価に関する一連の研究を行っており,前回大会(日畜第124回大会)でハンディタイプ3Dスキャナを用いた外貌画像情報による肥育豚の体重推定に関する研究成果を報告した.本研究では,LWD肥育豚においてハンディタイプ3Dスキャナを用いた外貌画像形質の発育様相について検討した.【方法】本研究の供試豚は,宮崎大学農学部附属住吉フィールドで飼養されているLWD肥育豚を用い,出生時から出荷前まで体尺測定ならびに3D撮影を経時的に行った.肥育豚上方よりハンディ3Dスキャナで撮影を行い,点群データ解析のソフトウェアを用いて画像の計測を行った.生体情報の発育様相を検討する上で,各種測定器を用いて計測した長さ,高さおよび周囲長に関する8項目の体尺測定形質と外貌画像より計測された長さ,幅および表面積に関する10項目の3D画像形質を取り上げた.本研究で取り上げた各形質において,5つの非線形成長曲線モデルへの当てはめを行い,モデルの適合度が高い非線形モデルを用いて発育様相を検討した.【結果】本研究で取り上げた体尺測定形質ならびに3D画像形質の多くの形質において,Gompertzモデルで比較的に高い決定係数が得られた.各形質において適合度が最も高かった非線形モデルを用いて成熟値90%に到達する日齢を比較したところ,形質間での差異が認められた.