The 125th Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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[Z-140] 第3回 畜産研究分野における気候変動緩和技術開発に関する国内ネットワーク集会

Sat. Mar 30, 2019 1:00 PM - 5:00 PM 第IV会場 (8号館8305講義室)

1:00 PM - 5:00 PM

[Z-140] 第3回 畜産研究分野における気候変動緩和技術開発に関する国内ネットワーク集会

第3回 畜産研究分野における気候変動緩和技術開発に関する国内ネットワーク集会
農業分野の温室効果ガスに関する研究ネットワークであるグローバル・リサーチ・アライアンス(GRA)は,第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(2009年12月/コペンハーゲン)における設立決定及び閣僚サミット(2011年6月/ローマ)における正式発足を経て,今年で8年目を迎えています.
 GRAの4つの研究グループのうち,畜産研究グループ(Livestock Research Group; LRG)は,各国の畜産分野における温室効果ガスに関する研究の進捗状況,情報収集や整理等を行い,LRGに6つの研究分科会を設けました.また様々なフレームワーク等との連携を深める活動を進め,ガイドラインの作成,人材育成,実証試験の実施等,活動の枠を広げてきたところです.
2016年11月にパリ協定が発効し,2030年目標に向けた気候温暖化緩和策への速やかなコミットメントが求められている中,2017年8月にはつくばにおいてGRA総会が開かれ,日本は議長国を務めました.このような状況の下,本年8月にはブラジルにおいてLRG会合が予定されており,今後当該会合において,より一層わが国の研究勢力と研究成果をもって確固たるプレゼンスを確保する必要があります.そこで,国内外研究ネットワーク体制の構築及びGRA-LRGにおけるわが国の戦略について議論するため,下記のとおり第3回の会合を開催します.
日  時:2019年3月30日(土)13:00~17:00(日本畜産学会第125回大会内)
場  所:第Ⅳ会場 8号館3階8305講義室
参集範囲:行政部局,国立研究開発法人,大学,地方独立行政法人,民間等の関係者
プログラム:
(1) 挨  拶: 農林水産省農林水産技術会議事務局
      農林水産省生産局畜産部畜産振興課
(2) 趣旨説明:                      飛田 哲(JIRCASプログラムディレクター)
(3) GRA-LRG(2018年5月ホーチミン開催)報告  前田 高輝(JIRCAS)
(4) 農地グループの活動紹介                岸本 文紅(農研機構)
(5) LRG各研究グループによる現状報告                
【ルーメン微生物】  小林 泰男(北海道大学)
【家畜選抜・ゲノム】  寺田 文典(東北大学)
【飼養管理】      鈴木 知之(農研機構)
【家畜排泄物処理・管理】長田  隆(農研機構)
【草地】    森 昭憲(農研機構)
(6) 総合討論

問合せ先:(国研)国際農林水産業研究センター 生産環境・畜産領域 
前田 高輝
〒305-8686 茨城県つくば市大わし1-1
TEL:029-838-6365, E-mail: k_maeda@affrc.go.jp