日本畜産学会第126回大会

共催公開シンポジウム

(公社)日本畜産学会 主催
日本家畜臨床学会共催公開シンポジウム 
 “畜産研究の成果を獣医臨床フィールドへ
 
日 時:9月19日(木)13:00〜17:15
      9月20日(金)09:00〜12:00
場 所:第Ⅰ会場(ぽらんホール)
主 催:公益社団法人 日本畜産学会
共 催:日本家畜臨床学会
参加費:無料
 
開催趣旨:日本家畜臨床学会(会長:酒井淳一)は昭和44年に前身の東北家畜臨床研究会として、東北地方の臨床獣医師を中心に創設された学会です。現在は北海道大動物臨床研究会、九州沖縄産業動物臨床研究会と連携し、その活動を全国に広げています。この度、日本畜産学会主催の公開シンポジウムとして、岩手大学農学部(総合教育研究棟)を会場に日本家畜臨床学会共催公開シンポジウムが開催されます。テーマは「畜産研究の成果を獣医臨床フィールドへ」として、多方面の視点から臨床へ役立つご講演をお願いしています。参加は自由ですので会員のみならず臨床にたずさわる獣医師、農場関係者の皆様の多くのご参加をお持ちいたします。
 
プログラム:
9月19日(木)
I. 13:00-15:00
「牛の繁殖:研究と臨床のトピック」
座長:大蔵 聡(名古屋大)、高橋 透(岩手大)
講演1. 松田二子1、大蔵  聡2(1東大院農生命、2名大院生命農)
    「家畜における繁殖の神経内分泌学−基礎的知見と臨床応用の可能性−」
講演2. 及川俊徳 (宮城県畜産試験場)
    「ウシ経膣採卵(OPU)における現場利用と今後の展開」
講演3. 渡邊貴之 ((独)家畜改良センター)
    「黒毛和種繁殖牛の飼養管理が受精卵移植受胎率に及ぼす影響」
講演4. 金澤朋美(宮城県農業共済組合)
    「ウシ黄体血流を指標とした受胎性評価」
 
II. 15:15-17:15
「肉牛生産と疾病管理の最前線」
座長:岩本英治(兵庫県)、一條俊浩(岩手大)
講演1. 岩本英治 (兵庫県立農林水産技術総合センター)
「ブランドを支える試験研究」
講演2. 渡辺大作 (北里大獣医)
「尿石症の多発要因と予防、治療法の開発」
講演3. 松田敬一 (宮城県農業共済組合)
「臨床現場における素牛生産の現状と課題」
講演4. 鳥山 真(鳥山畜産食品株式会社)
「独自システムを活用した黒毛和牛一貫生産と販売戦略 ~ 外れる生産と外さない生産 ~」
 
9月20日(金)
III. 9:00-11:10
「乳牛の飼養管理と疾病制御」
座長:櫛引史郎(農研機構)、佐藤 繁(岩手大)
講演1. 杉野利久(広大院統合生命)
    「移行期の飼養管理」
講演2.  石川 翔(兵庫県農総セ 淡路農業技術センター)
    「周産期代謝障害の解析と早期診断」
講演3. 竹村 恵(山形庄内家保、筑波大院生命環境)
    「離乳期子牛のSARAと粗飼料給与の重要性」
講演4. 加藤淳郎(NOSAI岩手 岩手県南基幹家畜診療所)
    「コーンサイレージ給与と疾病管理」
 
IV.  総合討論 11:20−12:00
座長:櫛引史郎(農研機構)、佐藤 繁(岩手大)
 
なお、本公開シンポジウムは伊藤記念財団の助成を受けております。