The 128th Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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若手奨励・男女共同参画推進委員会主催シンポジウム

畜産学の未来を支える若手研究者のキャリアパス

主催:(公社)日本畜産学会 若手奨励・男女共同参画推進委員会

[GSY-02] 家族で楽しむ研究生活

〇Yusuke Sato1 (1.Utsunomiya University)

博士課程進学後のキャリアデザインは不明確です。特に、今の若い世代はこれからのキャリアデザインに不安を抱えている方も多いでしょう。私は研究が楽しくて博士課程に進学しましたが、決して真面目な学生ではありませんでした。研究には常に真剣に取り組みましたが、いつも順調ではありませんでした。博士の学位を取得したのはもう十年以上前ですが、未だに自分が思い描いていた道を歩めているのか定かではありません(何も思い描いていませんでしたので)。劣等生だった私でも今では何とか大学教員として教育研究活動を行なっていますが、これには家族のサポートが不可欠であると考えます。本発表では、家族と一緒に研究活動を行なってきた私の生活の一部について、ご参考までに一例としてご紹介させて頂きます。具体的には、私とパートナーの経歴等について時系列的に、パートナーの博士課程進学とその後のキャリア、家族で海外留学、妊娠と出産×3、今後のキャリアについてお話しさせて頂きます。

【略歴】九州大学大学院生物資源環境科学府博士課程修了→九州大学農学研究院特任助教→宇都宮大学農学部助教→米国パデュー大学訪問研究員→宇都宮大学学術院講師→宇都宮大学学術院准教授→?