The 129th Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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日本産肉研究会第28回学術集会

Thu. Sep 16, 2021 1:00 PM - 4:15 PM 16日関連学会-2 (オンライン)

”食肉の生産から食卓までを繋ぐ”日本産肉研究会第28回学術集会

シンポジウムテーマ「「みどりの食料システム戦略」の先にある食肉生産の将来」
日  時:2021年9月16日(木)13:00~16:15
開催方式:Zoomによるオンライン開催
参 加 費:無料
開催趣旨:2021年5月,農林水産省により「みどりの食料システム戦略」が策定された.以下は農林水産省HPからの本政策の目的の抜粋である.
「我が国の食料・農林水産業は,大規模自然災害・地球温暖化,生産者の減少等の生産基盤の脆弱化・地域コミュニティの衰退,新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの政策課題に直面しています.このような中,健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化やESG(環境・社会・ガバナンス)投資市場の拡大に加え,諸外国でも環境や健康に関する戦略を策定するなどの動きが見られます.今後,SDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくと見込まれる中,持続可能な食料システムを構築することが急務となっています.」
 本政策の大きなポイントとして,①食料・農林水産業が直面する持続可能性の課題,②地球環境問題とSDGsへの対応,③持続的な食料システムの構築の必要性を掲げている.有機農業推進に関わる具体的な重要業績評価指標(KPI)として,2050年までに化学農薬使用量の50%低減,輸入原料や化石燃料を原料とした化学肥料の使用量を30%低減,オーガニック市場を拡大しつつ,耕地面積に占める有機農業の取り組み面積の割合を25%(100万ha)に拡大を目指す,とされている.
 我が国では2005年に有機畜産物の表示基準が制定されて以来,有機畜産に取り組む生産者,流通業者など関係者は「臥薪嘗胆」の想いだったのではないだろうか.「みどりの食料システム戦略」はこれまでの畜産振興や効率的生産方式の方向性とは異なり,SDGs達成に向けて有機農業への転換に大きく舵を取った.これまでの,これからの畜産はどう変化,対応していくべきか時代の分岐点を様々な角度から論じたい.
プログラム:
12:00~13:00 受付開始   
13:00~13:05 会長挨拶   
○13:05~13:45
農林水産省担当
「みどりの食料システム戦略の概要」(仮)
○13:45~14:15
堤 道生(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター)
「有機畜産は本当に環境にやさしいか?」(仮) 
○14:15~14:45
清野 由起子(株式会社ビオ・マーケット)
「暮らしの真ん中にオーガニックを」(仮)
14:45~15:55 休憩(10分)
○14:55~15:25
小谷 あゆみ(農業ジャーナリスト)
「本当にヘルシーな畜産物とは?」(仮)  
○15:25~15:45
日本産肉研究会
「日本産肉研究会が提案する持続可能な牛肉評価基準検討の第一歩」(仮)
○15:45~16:15
日本産肉研究会  総合討論

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