[LS-02] コロナ禍で研究を続けるために
各大学や研究機関では、コロナ禍で様々な対応を余儀なくされてきたと思います。 宇都宮大学では、立地環境から、埼玉県や茨城県などから電車で通学している学生がいます。また、教職員は埼玉-東京から通勤している方もおり、東京や埼玉の「緊急事態宣言」が出されるとそれに対して大学の[新型コロナウイルス感染症対策の大学方針(ステージ1-5)]に従って対応が求められてきました。 この環境下で、卒論生、大学院の学生は、研究を続けています。おそらく首都圏の大学は、当大学以上に厳しい対応を求められていることが考えられます。生活面では、授業実習のTA時間の短縮、塾や飲食店の休業に伴うアルバイトの収入減少による生活不安が問題視されています。また、研究面では、緊急事態宣言により移動ができず、研究が遅れ気味となり、学会発表などを諦めざる得ない場合もあります。コロナ禍において、畜産業の振興や本学会の将来を担う若手研究者育成のために、オンライン学会のメリットを生かして、多くの皆さんが意見交換することで、明日の研究につなげられる気持ちになれたら嬉しいと思います。