日本畜産学会第130回大会

公開シンポジウム「未来をになうAnimal Scienceの発展と展開」

日  時:2022年9月17日(土)13時30分〜17時50分
開催方式:ライブ配信ならびに,講演者および関係者は対面
YouTube LIVE配信のURLは以下のとおりです。
なお、現在のURLは変更になるかもしれませんので当日の13時15分以降に接続をお願いします。


YouTube LIVE URL:
https://youtu.be/HgDm9Jf-cSE


ご  挨 拶:動物性タンパク質の安定的な生産を継続するために解決すべき課題は,資源動物の保全,動物福祉,環境負荷,感染症対策,担い手不足とスマート化など多岐にわたります.これに対し家畜生産を支える畜産学は,科学と社会の発展に伴い深化と拡大をとげ,医学・生命科学,環境共生科学を含む広大な領域に有能な人材を輩出し,それぞれの立場から動物の生命・生産,動物との共生を追求しています.
 そこでこのシンポジウムでは,未来を担う若人および一般消費者に,畜産が,持続可能な豊かな社会にとって重要であることを認識してもらい,その一翼を担う動機づけとすることを目指しています.
 具体的には,
1部:世界を視野に入れた多様な家畜の可能性
2部:野生動物学から生命科学まで
3部:SDGsへの取組み
 
 について各分野の第一線で活躍される先生方に講演して頂きます.

 大会出席者にはZoomでご参加頂くと共に,日本全国の高校生など一般の方にはYouTubeによる視聴を呼び掛けることで,より多くの方々に参加の機会を提供する予定です.

 プログラムは次に示すとおりです.
 皆様のご参加を心よりお待ちしております.

シンポジウムポスター(PDF)
シンポジウム要旨(PDF)2022/08/26版
 
プログラム
13:30〜13:50  開会挨拶

1部:世界の家畜を視野に入れた多様な家畜の可能性
13:50〜14:10  林 義明(名城大学農学部)
        「世界で主要な家畜、ヤギ」
14:10〜14:30  相馬 幸作(東京農業大学生物産業学部)
        「新規動物資源エゾシカとエミューの産業化と研究支援」
14:30〜14:50  小川 博(山階鳥類研究所)
        「6次産業化を目指したホロホロチョウ生産」

2部:野生動物学から生命科学まで
15:00〜15:20  松林 尚志(東京農業大学農学部)
        「野生ウシ・ボルネオバンテンは実在するのか?」
15:20〜15:40  小林 朋子(東京農業大学農学部)
        「畜産の発展と牛伝染性リンパ腫ウイルスの過去・現在・未来」
15:40〜16:00   尾畑 やよい(東京農業大学生命科学部)
        「生命をつなぐ生殖細胞〜受精卵ができるまで〜」

3部:SDGsへの取組み
16:10〜16:30   八代田 真人(岐阜大学応用生物科学部)
         「陸の豊かさを守る手段としての放牧」
16:30〜16:50   白砂 孔明(東京農業大学農学部)
           「“ウシの妊娠”は私たちの生活に重要でしょうか?」
16:50〜17:10        島 亜衣(東京大学大学院情報理工学系研究科)
        「培養肉:おいしいお肉を食べ続けるための新しい選択肢」
17:10〜17:40  総合討論
 
17:40〜17:50  閉会挨拶
 
※時間は予定です.
 
 
本シンポジウムは公益財団法人伊藤記念財団の助成を受けております.
ご支援を賜り感謝申し上げます.