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[X-20-17] 家庭飼育犬の生活環境と行動に関するアンケート調査~日本と中国の比較~
【目的】日本と中国において室内飼育されている犬の生活環境と行動についてアンケート調査を実施、比較した。【方法】各国において、犬を室内飼育している成人を対象にWebを利用したアンケート調査を実施した。アンケートは、回答者の情報(性別、年齢、住居形態、延床面積など)、犬の情報(性別、年齢、犬種など)、日常生活における散歩頻度・時間・距離、散歩以外の遊ぶ時間、行動などで構成されていた。回収したデータはt検定、因子分析、多重ロジスティック回帰等で解析した。【結果】多頭飼育者による複数回答を含めた有効回答は日本118部、中国184部だったが、回答者の年齢、性別に2国間の偏りは認められなかった。飼育されている犬の性別に2国の偏りは認められなかったが、未去勢オスならびに未避妊メス頭数はいずれも中国が有意に多かった(t検定, p≦0.05)。散歩頻度「1日3回」に2国の差が認められた(p=0.01)。散歩距離、散歩以外の遊ぶ時間、散歩中、他の犬と一緒に遊ぶ頻度は、犬種サイズで2国に異なりが認められた。日本ではドッグランに行く頻度、中国では共用広場に行く頻度について質問したが、日本では「ほとんど行かない」が多く、中国では「毎日(または、ほぼ毎日)」が多かった。イヌの発現行動タイプは日本と中国で異なったが、両国とも「過剰なグルーミング」は屋外スペースのない住宅で発現する傾向が強いことが明らかとなった。