The 131st Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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口頭発表

6. 管理・環境

管理・環境・動物介在・畜産経営

Wed. Sep 20, 2023 1:00 PM - 3:10 PM Venue 10 (Lecture Room 34)

Chairperson: Akihiro Matsuura, Takeshi Yasue, Shimizuike Yoshiharu, Hiroyuki Hirooka

2:00 PM - 2:10 PM

[X-20-23] 泌乳牛の放牧飼養における夏季以降の輪換間隔が牧草の日再生量、食草量および乳量に及ぼす影響

*Mahiro Okumura1, Ayaka Yamazaki1, Seongin Oh1, Tomohiro Mitani1, Masahito Kawai2, Koichiro Ueda1 (1. Hokkaido Univ., 2. Hokkaido Univ.FSC)

【目的】輪換放牧では牧草再生が低下する夏季においては、輪換間隔を長くし割当草量を確保する管理が一般的である。しかし、同面積で輪換間隔を延長するには、滞牧日数の延長や牧区細分化の必要があるため、被食強度の増加により葉の量が減り、牧草再生を遅らせる可能性がある。夏季以降の輪換間隔の違いが放牧期終了時までの牧草再生と乳生産に及ぼす影響を検討した。【方法】試験は6/17-10/6に行った(夏期:6/17-8/11,秋期:8/12-10/6)。ペレニアルライグラス主体草地7.6 haを14牧区に分割し、7日輪換区および14日輪換区に7牧区ずつ割り当てた。各区にホルスタイン種泌乳牛を8頭ずつ配置し、昼夜放牧を行った。放牧前後に草量、各期中に食草量および乳量を測定した。【結果】放牧前草高は夏期、秋期ともに7日区より14日区が高かったが、放牧後草高は7日区より14日区が低かった。牧草の日再生量、食草量および乳量のいずれも、夏期では処理間差はなかった。秋期では7日輪換区が14日輪換区の日再生量(9.86 vs.5.96 g/㎡)、食草量(14.1 vs.13.3 kgDM/日;p<0.1)、乳量(21.7 vs.20.9 kg/日;p<0.05)より多かった。以上より、夏季以降の輪換間隔の短縮は夏季の牧草再生と乳量を低下させることなく、秋季の牧草再生を促し、食草量および乳量を高めることが示唆された。