ご挨拶
第11回日本アスレティックトレーニング学会学術大会
大会長 福田 崇(筑波大学体育系)
この度、第11回日本アスレティックトレーニング学会学術大会を、2022年7月17日(日)、18日(月・祝)の2日間にわたってつくば国際会議場にて開催させていただく予定でした。本学術大会ではコロナ禍からの脱却を図り、次の10年に向けてさらなる発展を目指すスタートになる学術大会となるよう鋭意準備を進めておりました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症拡大の終息が見えない状況を鑑みて、不本意ながらも関係する皆様の健康を最優先に検討した結果、開催形式をオンライン開催に変更させていただくことに致しました。関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
本学術大会のテーマは「アスレティックトレーニング学の進む道」としております。本会は2012年に設立されて早10年が経ちました。そこで,次の10年に向けて,本会がよりよいスポーツ環境の構築のために、何ができて、どのような役割が求められているのかを考える機会にしたいと考えております。
アスレティックトレーニング学にはさまざまな教育背景を持つ人々が関わっております。このことから,よりよいスポーツ環境の構築に向けて、本会に求められるニーズを明確にし、本邦におけるアスレティックトレーニング学の進む道を考える必要があると考えます。本学術大会では、アスレティックトレーニング学に関心のあるすべての人がこれらの問いに関する答えと解決策を見つけるきっかけとなるような交流の場となることを期待します。
オンライン開催とはなりますが、このような時代だからこそできる繋がりもあります。その方法を最大限に模索して、関係する皆様にご満足いただける学術大会にしたいと思います。多くの皆さまのご発表とご参加を心よりお待ちしております。
(2022年3月4日更新)