[SODP-03] New avenues for bacteria and cell sorting with microfluidic chip sorting (On-chip technology introduction)
【開発背景】
< 株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズは世界に先駆け交換型マイクロ流路チップを用いたセルソーター「On-chip Sort」を開発した。これまでのセルソーターの細胞分離方法は,細胞を高速で分離できるものの,その速度と引き換えに細胞にダメージを与え,特にシングルセル研究領域では細胞本来の機能や特性を失うという大きな障害となりつつある。また細菌から動物細胞までのサイズを検出分離することに最適化されており,大きいターゲットサイズのソーティングは得意としない。この問題を解決するためOn-chip Sortは空気圧制御によりマイクロ流路中で液体の流れを制御し,その中で細胞の検出・分離を行う。細菌単体のみならずスフェロイドや精子のような複雑な形状の細胞がソーティングできるようにオイル中に分散する100μmを超えるWater in Oil(W/O)ドロップレット等を分離することができる。従来型の高速セルソーターでは不可能であったソーティングターゲットに与えるダメージを低減し,臨床応用性も確保するクロス・コンタミネーションを起こさない処理操作が可能,そして細菌を封入したW/Oドロップレットが分取可能なセルソーターとして活躍している。細菌研究においても新しい研究領域にアプローチする装置としてOn-chip Sortを中心にオンチップ3製品の技術・原理を説明する。
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< 【技術紹介】
< ① On-chip Sort(マイクロ流路チップ式セルソーター)
< ② On-chip Droplet Generator(W/Oドロップレット作製機)
< ③ On-chip SPiS(シングルセル分注機)
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< ※これら3製品を組み合わせることで,ドロップレットを利用した
< ①作製・反応 →②高速に解析・分離 →③シングル分注が可能となり
< ・微生物の高生産株の分離
< ・抗体のスクリーニング
< ・腸内フローラ等の嫌気性細菌・難培養微生物の培養
< 等に利用実績がある。
< 株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズは世界に先駆け交換型マイクロ流路チップを用いたセルソーター「On-chip Sort」を開発した。これまでのセルソーターの細胞分離方法は,細胞を高速で分離できるものの,その速度と引き換えに細胞にダメージを与え,特にシングルセル研究領域では細胞本来の機能や特性を失うという大きな障害となりつつある。また細菌から動物細胞までのサイズを検出分離することに最適化されており,大きいターゲットサイズのソーティングは得意としない。この問題を解決するためOn-chip Sortは空気圧制御によりマイクロ流路中で液体の流れを制御し,その中で細胞の検出・分離を行う。細菌単体のみならずスフェロイドや精子のような複雑な形状の細胞がソーティングできるようにオイル中に分散する100μmを超えるWater in Oil(W/O)ドロップレット等を分離することができる。従来型の高速セルソーターでは不可能であったソーティングターゲットに与えるダメージを低減し,臨床応用性も確保するクロス・コンタミネーションを起こさない処理操作が可能,そして細菌を封入したW/Oドロップレットが分取可能なセルソーターとして活躍している。細菌研究においても新しい研究領域にアプローチする装置としてOn-chip Sortを中心にオンチップ3製品の技術・原理を説明する。
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< 【技術紹介】
< ① On-chip Sort(マイクロ流路チップ式セルソーター)
< ② On-chip Droplet Generator(W/Oドロップレット作製機)
< ③ On-chip SPiS(シングルセル分注機)
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< ※これら3製品を組み合わせることで,ドロップレットを利用した
< ①作製・反応 →②高速に解析・分離 →③シングル分注が可能となり
< ・微生物の高生産株の分離
< ・抗体のスクリーニング
< ・腸内フローラ等の嫌気性細菌・難培養微生物の培養
< 等に利用実績がある。