シンポジウム
2022年3月31日(木) 09:15 〜 11:45 チャンネル3
コンビーナー：松村 拓大（金沢大学），小田 真隆（京都薬科大学）
血清療法・ワクチンの開発や抗生物質の発見、衛生環境の向上により多くの感染症がこれまでに克服されてきた。一方で、新興感染症、再興感染症、そして多剤耐性菌が現在も世界規模で蔓延しており、人類に対して未だ脅威を与え続けている。これらの感染症に対抗するためには、抗菌薬やワクチンに代わる効果的な感染症制御法を開発し、これまでの治療法をアップデートする必要がある。抗体製剤は標的分子への高い特異性、多様性を持ち、基盤技術の向上と共に様々な疾患に適用されるようになってきている。また近年、それらの抗体製剤にすぐれた体内動態および高い安全性を付与する技術も進化している。
本シンポジウムでは、抗体製剤を感染症制御のために応用した新たな戦略についてご講演いただく。それぞれの戦略の重要性、将来性および問題点について議論したい。本シンポジウムが感染症制御に向けた新たな手法開発の一助になることを期待する。
阿戸 学1，松村 隆之2 (1国立感染研・ハンセン・感染制御，2国立感染研・治療薬ワクチン)
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一二三 亨1，大谷 典生1，黒田 泰弘2，岡崎 智哉2 (1聖路加国際病院・救急部・救命救急センター，2香川大・救命救急センター)
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安居 輝人1,2,3 (1医薬基盤健栄研・感染症制御，2富山県大・工・医薬品工・統合オミックス，3医薬基盤健栄研・ワクチン・アジュバント研究センター・免疫バイオロジクス)
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宮下 慎一郎1，Jie Zhang2，Sicai Zhang2,3，相根 義昌1，Charles Shoemaker4，Min Dong2,3 (1東京農大・生物産業・食香粧化学，2Dept. Urol, Boston Child. Hosp.，3Dept. Surg., Dept. Microbiol., Harvard Med. Sch.，4Dept. Infect. Dis. Glo. Health, Cummings Sch. Vet. Med. Tufts Univ.)
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