[CS1-10] 洪水ハザードマップを活用した防災教育プログラムとその実践-小学校児童を対象として-
キーワード：ハザードマップ、小学校児童、防災教育、教材、教育実践
本論文は，これからの地域防災を担う小学校児童を対象として，ハザードマップの認知と，それを活用しながら防災知識の醸成を図るための防災教育教材を提案し，これを実践するものである．本実践の効果は，グループ学習時の発話内容の記録と，授業後の感想から検討し，その中で，学習者が条件設定の理解に時間を要する等，学習計画に見直すべき点が認められたものの，洪水災害の仕組みや，浸水深が低くても歩行が困難となり得ることを理解できた等，防災意識の向上には一定の効果が見られた．
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