土木分野におけるIoT/AIのあり方（1)

[CS10-05] Basic study on automatic image judgment technology of road pavement type using deep learning

*宇都宮 優喬¹、今井 龍一²、中村 健二³、塚田 義典⁴、秋山 成央⁵、熊倉 信行⁶ (1. 建設技術研究所、2. 法政大学、3. 大阪経済大学、4. 摂南大学、5. 日本工営、6. 東芝インフラシステムズ)

Keywords: road pavement type, classification, semantic segmentation

我が国では，道路を維持するために専門機器や目視によりわだちぼれ，ひび割れおよび平坦性等の舗装点検を実施している．近年，路面画像に深層学習を適用した道路のひび割れ検出や加速度計を用いたIRI計測等の簡易的な道路維持管理の研究が進められている．しかし，これらの技術は舗装種別を考慮せずに適用されているため，誤判定や誤検出につながる可能性がある．そこで，舗装種別の自動判定技術が解決策として挙げられるが，研究事例は見当たらない．本稿は，深層学習であるClassificationおよびSemantic Segmentationを用いた道路舗装種別の画像判定モデルの有用性を検証し，2手法を比較・考察した．