令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるIoT/AIのあり方

土木分野におけるIoT/AIのあり方(1)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 CS-5 (幸町研究交流棟 6F第一講義室)

座長:河村 圭(山口大学)

[CS10-08] ディープラーニングによるダムポップアウトの自動検出手法の提案

*嶋本 ゆり1、天方 匡純1、藤井 純一郎1、安野 貴人1、大久保 順一1 (1. 八千代エンジニヤリング株式会社)

キーワード:維持管理、人工知能、ダム、ポップアウト、ディープラーニング、点検

インフラの老朽化が顕在化しており、点検・評価・記録および適切な補修が必要不可欠である。ダムにおいては、堤体の劣化調査は主にダム技術者の目視およびスケッチによって行われており、大変な労力を要する。そこで本研究では、ダム堤体をドローンにより撮影した画像に対し、AI技術の1つであるディープラーニングを適用し、ポップアウトの位置及び形状を自動で抽出する効率的かつ高精度な予測手法を提案する。構築するモデルは、異なるネットワーク3種類を試行し、最も高い精度が得られたセグネットを用いる。100枚の堤体画像を用いて作成したモデルに、堤体画像を入力したところ良好にポップアウトの位置を抽出することができた。

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