土木分野におけるIoT/AIのあり方（2)

[CS10-14] 高松市スマートシティ推進事業におけるIoT水位監視システムの実装とAI水位予測の取組み

*黒木 幹¹、山下 芳浩¹、美濃 吉広²、田中 照敏³、高澤 卓⁴、米倉 達広⁴ (1. 福山コンサルタント、2. 高松市都市整備局、3. 高松市総務局、4. 茨城大学工学部)

キーワード：スマートシティ、IoT共通プラットフォーム、IoT水位監視システム、AI水位予測、防災

高松市では，2018年2月末より『スマートシティたかまつ』の推進に取組んでいる．高松市では，データ利活用基盤としてIoT共通プラットフォームを整備し，先ずは防災・観光分野でのデータ利活用から実施した．防災分野では，IoT水位監視システムを設置して，河川水位と潮位を常時モニタリングし，早期の災害対策を図ることを目的とした．本稿では，防災分野のうち，IoT水位監視システムの実装と，取得した水位データの利活用のとして，AI技術を活用した近未来水位予測の取組みについて報告する．