[CS10-22] 鋼材腐食センサの遠隔無線モニタリングに関する検討
キーワード:静電容量、腐食センサ、腐食面積率、遠隔無線モニタリング、IoT
インフラ維持管理におけるIoT化が進められているが,構造物のモニタリング技術や維持管理の最適な方法が確立されていない.本検討では,腐食面積検知センサとソーラー発電による自立駆動型モジュールを組合わせた無線モニタリングシステムの計測精度・周囲温度依存性の確認,センサの腐食促進試験によるLCRメータによる静電容量と本システムの計測値を比較した.その結果,本システムによる計測値の変動係数は0.001以下となり,環境温度の依存性も小さくなった.さらに,ソーラーによる計測値とLCRメータの静電容量は線形関係が得られ,本システムの腐食状態の無線モニタリングへの適用性が示唆された.
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