[CS12-02] 極短周期波動による被災とその計測の必要性
キーワード:極短周期波動、周波数、せん断破壊、山地崩壊、広帯域地震計、せん断補強
大地震では震源地に近い地域で構造物のせん断破壊、広域にわたる山地崩壊が見られる。原因は極短周期の上下震動と考えられる。被災は比較的良好な地盤上で発生し、軟らかい地盤上では見られない。この極短周期震動(衝撃波動)は現行の50㎐以下の地震計では計測ができないので新たに広帯域地震計を製作し、極短周期波動の存在を実証した。この極短周期波動の実態を解明することは耐震工学上、極めて重要なのでそのような波動を捉えられる広帯域地震計の開発と各地への設置は不可欠である。このような被災を防ぐには靭性や延性の確保が必要で、実例を提示する。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。