[CS12-03] 構造応答から計算されるSI値の特性評価と振動特性の算出
キーワード：構造応答から計算されるSI値、RD法、固有周期、減衰比
構造応答を活用する方法として被災度を表す地震動指標を計算することが考えられるが，構造応答から計算される地震動指標の特性は不明である．また，応答計算時の固有周期や減衰比は，設計者が任に値を定めている．本研究の目的は，構造応答を用いてSI値を算出し，特性を評価することである．さらに，感震ブレーカーが計測した加速度から固有周期や減衰比を算出することである．構造応答から得られるSI値は，地盤応答から得られるSI値に対して過大に評価され，構造物の固有周期によって値が大きく変動してしまう．感震ブレーカーで計測された波形の振動特性を算出したところ，固有周期は10%程度，減衰比は20%程度の精度で推定できた．
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