[CS12-06] Attempts to improve accuracy of attenuation relation Considering epicenter orientation
Keywords:attenuation relation, measured seismic intensity, earthquake record, epicenter direction, earthquake early warning
気象庁の緊急地震速報により、地震波の到来前に震度予測が可能となった。一般に、震度予測は距離減衰式と震度予測地点の増幅倍率の組み合わせで推定される。距離減衰式は既往の式が用いられるが、これらは複数の地震、観測点のデータセットより統計的に得られているものである。予測地点の増幅倍率は、表層の平均S波速度から間接的に得られたものを使用しており、以上の手順は、震度予測としての汎用性は高いが、予測地点の情報が十分に反映されていない可能性がある。本研究では震度予測地点で距離減衰式を構築し、更に震央方位を考慮することを試みたので報告する。
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