Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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[共通セッション] 地震工学(地震応答解析,強震動予測,地盤振動,地盤液状化,断層変位,災害調査・解析,地震・津波防災)

地震ハザード評価

Thu. Sep 5, 2019 8:40 AM - 10:10 AM CS-1 (幸町南6号館 第2講義室)

座長:田中 浩平(鉄道総合技術研究所)

[CS12-07] Approximation of Observed Sesmic Intensity Map Using Multiple Intensity Maps of Scenario Earthquke

*高橋 幸宏1、能島 暢呂2、久世 益充3、吉田 光太朗1 (1. 岐阜大学大学院自然科学研究科博士前期課程、2. 岐阜大学工学部、3. 岐阜大学流域科学研究センター)

Keywords:the 2018 Hokkaido Eastern Iburi Earthquake, scenario earthquake, mode decomposition, mode synthesis, regression analysis

実際に観測される震度分布と想定される震度分布が一致するケースはほとんどない.本研究では地震動予測地図の高度利用化の一環として,2018年北海道胆振東部地震の観測震度分布を,震源周辺の主要活断層帯である石狩低地東縁断層帯南部の複数ケースのシナリオ地震動予測地図を用いて,重回帰モデルとモード合成モデルで近似表現した.両地震は規模や震源の深さなどは異なるが,震度分布傾向は類似し,ある程度の近似が可能であった.重回帰モデルはRMSEを最小化するが,多重共線性の問題が生じる.モード合成モデルは,重回帰モデルと類似した結果を示し,互いに直交する空間分布の重ね合わせにより,重ね合わせの解釈が容易であった.

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