令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(地震応答解析,強震動予測,地盤振動,地盤液状化,断層変位,災害調査・解析,地震・津波防災)

強震動・断層変位

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 CS-1 (幸町南6号館 第2講義室)

座長:古川 愛子(京都大学)

[CS12-20] 鉛直多連地震観測システムの構築 (その2 観測記録による検証とその特徴)

*田中 浩平1、坂井 公俊1 (1. 鉄道総合技術研究所)

キーワード:地震観測、表層地盤、鉛直アレイ、観測システム

地中における地震伝播特性を把握することを目的として鉛直アレイ地震観測が多数実施されている。挙動を精緻に把握するためには,地中に複数の地震計を設置する必要があるが,費用や設置場所の制約からその数は限られている。著者らは,その1にて数珠つなぎの地震計を用いた鉛直多連地震観測システムを提案している。これにより,1つのボーリング孔で10個の地震計を設置することができるようになる。その2では,本観測システムの観測記録による検証とその特徴について整理した結果を述べる

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