[CS12-27] 断層変位を受けるRCボックスカルバートの継手効果に関する解析的検討
キーワード:断層変位、地中構造物、トンネル、ボックスカルバート、3次元解析、非線形解析
断層変位を受けるRCボックスカルバートを対象として,継手の間隔が構造物の挙動に与える影響を3次元非線形FEM解析により検討した.構造物縦断方向に直交する横ずれ断層を想定し,断層変位量は0.3mとした.パラメータとして,継手が断層面を挟んで対称な2箇所に10m,20m,40m,60m,120mの間隔で存在する場合と継手なしの計6ケースを設定した.継手は解析上は完全な縁切り状態とした.構造物に生じる縦断方向の軸力を検討した結果,継手間隔を10m程度とすれば,圧縮側・引張側ともにその効果を十分に発揮できることがわかった.
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