[CS12-37] インターロッキングブロックを用いた組積造建物の耐震性向上効果の検討
キーワード:インターロッキング、組積造、耐震性、FEM
本研究では,地震時の組積造建物の崩壊・倒壊を防ぐ,または地震発生時から崩壊・倒壊までの時間を長くするための手法として,凹凸を有するブロックを用いてブロック同士の噛み合わせ(インターロッキング機構)に着目し,その耐震性向上効果の検討を目的とした.これまで,組積造壁の面内載荷試験による有効性検証は行われているが,組積造建物での検証は行われていないため,本研究では,3次元の組積造建物を対象とし,有限要素法により検討を行った.その結果,インターロッキングブロックを用いた組積造建物は,ブロックの強度に影響されるものの,通常の組積造建物に比べて高い耐震性能を発揮することが分かった.
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